オステオパシー(osteopathy)について

1874年、アメリカ人医師のアンドリューテイラースティル博士によって創始された哲学・治療法です。

スティル博士の定義する”健康”とは「病気がない状態」ではなく患者個人の生活の質の向上・身体システムの構造的動的なバランスの改善・エネルギー消費の合理化などで、自己治癒できる調整機能の回復を目的としています。

身体全体をひとつのユニットとして捉えます。

全ての身体部分・精神・魂は相互関係の中にあると考えます。目標は自己治癒、組織構造の全体(筋膜、靭帯、関節、神経、血管、内臓など)を最小限のアプローチによって身体の生命力を回復させること。指標として呼吸が大きく全体に伝わるものへ変化することを確認します。

頭蓋仙骨オステオパシー(Cranio Sacral Osteopathy)

頭蓋領域のオステオパシーの基礎は1930年代初め、主にウィリアムガーナーサザーランドD.O.により開発されました。頭蓋の歪みなどから動き辛くなっている箇所を見つけ、内側から広がる力、内在力を上げていくことを目的とします。内在力が上がるということは脳や全体の血流が良くなり、身体全体の代謝が上がることに繋がります。
筋肉や骨格の調整と合わせて頭蓋仙骨系のリリースを行うことで、より深い部分での呼吸もしやすく戻っていくことができます。

その方のロックがかかってしまっている所が、鍵が開いて動き出せる様に、優しく誘導していきます。”意識はあるのに身体は眠っているような”深いリラックスにはいっていくと、身体の回復力もあがってきます。施術後はみなさんお肌の透明感があがってすっきりしたお顔つきになられていることが印象的です。

脊柱の調整

内臓マニピュレーション