犬の背骨、人間との違い?骨格組み立て。

ご縁の深い手力整体塾で開催されている犬の整体学校、講師小林さんのご実家の愛犬ちゃんの骨の組み立てをお手伝いさせていただいてきました。最終的には骨格標本に。
扱わせていただいて貴重な経験させていただいて有り難うございました(-人-)
いやもう、なんというか美しくて感動でした。

本物の骨こんなに触った事はじめてです。(魚とか鳥牛はよく触りますけど。食事時(笑))

まず脊椎。。人間と違うけど同じ部分ももちろん多いので予測しながらみんなで並べていきます。頸椎完了してから胸椎腰椎。。腰椎は人間の場合5個ですが犬は6個7個8個。。だったり。にしても。。
関節面が腰椎っぽい、そこ肋骨突起。。?腰椎多くない?笑

私「腰椎の顔してるんだけどなぁ。。」
「腰椎の顔ってなに!笑」

上から見ると腰椎と胸椎ってこんな感じ、顔にみえませんか?(’ω’*)
胸椎は面長で策士っぽくて、腰椎はちょっと横長で豪傑で強そうww
腰椎の上の椎骨との関節面は内向きです(目にみえるところ)、胸椎は前後に面してる感じ(鼻の上)外向きに見える目は肋骨と関節しています。

ちなみに頸椎は子どもみたいな顔でほっぺあって可愛い。環椎(第一頸椎)はさらに赤ちゃんぽい。仙骨は最終形態でモスラになった。みたいなwww

ワンコの環椎はすでに羽が生えておりました(’o’)軸椎(第二頸椎)も大っきい!ちゃんと後頭骨のせると動きます。すごい。。綺麗。。完璧。。。

関節面が片側しかないところ。ある方の関節面が大きくなってる!さらに一椎上が逆側のみになって補正してる!!

オステオパシーでは歪んでみえるところも“補正”で歪んでる所は無理に整えない様に注意して施術を行います。原因になっているところのカバーをしてくれているところをまっすぐにしても、身体にとっては「フォローしてたのになにすんだ!」って話ですよね。
ここは骨の奇形になっていますが形が変わりやすい筋肉ならなおさら、無理が生じるところを上手い事フォローしながら過ごして「ずっとこの状態は辛い+_+」って痛みの信号発信で教えてくれます。

そう思うと「痛い=辛い=嫌だ」だけではもったいない。「痛い→なにかのサインだ→今の自分」ってふと立ち止まって生活とか身体の習慣とか今の感情とかどうかなって自分と向き合える機会。身体の観点からきっかけ創りやアプローチを行うパートナーとして整体を使っていただけたら良いですね^^感じて考えて行動できる人間の場合、ですけど(笑)わんこケースは私経験ナイwお話聞いてるとなるほどと思うので気になる方は是非直接現場の声を聞いてみてください♪(リンクは下に)

椎間孔を下から覗いてみる。ちゃんとトンネルだ〜!光が見える(*∀*)写真では暗くなっちゃって写せず残念。

「腰椎多くない?」の話ですが骨格図をみると胸椎の途中から腰椎の様に関節面が徐々に内外向きに。棘突起も腰椎っぽくなってって、肋骨突起に見えた所は肋骨と合う横突起だったのですね。ということでこの子の腰椎は8個(人間は5個)。胸椎12個、頸椎7個。かな?頸椎は有名どころで長い首のキリンも7個。クジラも水族館の標本数えたら7個でした!

目的を明確に、なぜを大切に、遊びある人生を楽しむ手力整体の犬の整体部門。活躍している卒業生(人間・犬)もかなり増えて益々面白い天望が見えてきているようですよ〜♪私は卒業生ではないですが関わり濃くて手力マインドにかなり影響受けております-∀-*フリーランスで整体をしごとにしていきたい方にはとても良い場だと思うので気になる方はアクセスしてみてください♪

本日ここまで。記念撮影。楽しかった〜。ありがとうございました^^

頸椎6番もぽこんと形が違って不思議。腰椎胸椎横並びだったところから頸椎がぐっと縦にいくのに必要な形なのかな。

長くなったので他のところはまた今度^^

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この記事を書いた人

郷原綾乃
郷原綾乃
整体暦18年、ダンス・ヨガが趣味のセラピストです。身体は知るほど面白く愛おしい。日常を、その人が輝く心地良い身体で。をテーマに日々活動しています。

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