スネークアームから四十肩の話【整体師@アニメーションダンス練習中】

これはダンスのレッスン動画ではなく、セルフケアの動画でもなく、アニメーションダンス練習中の整体師が【できない→(解剖学で分解したりしながら)練習→ちょっとできてきた】の最中なので、せっかくなので整体師目線もいれつつ変化をリアルタイム発信公開してみようという。。実験♡

同じくなにかを始めてやっていこうという方などのなにか希望とかwお役にたてたら嬉しいです。(*´`*)上手いダンサーさんやダンスインストラクターさんはたくさん居ますからダンスのレッスン動画をお探しの方はそちらを検索してください(笑)

動画を撮ってみたら”日常生活を快適に過ごす為の整体”に繋がることがらも出てきた(*’∀’*)のでそんな話も合わせていきます。

スネークアーム解剖分解

では、めっちゃ分解します。踊りというよりアイソレーションの話です。関節の動き。(形は動画でみてね。)

〈DIP(第1)・PIP(第2)・MP関節〉伸展
②〈DIP・PIP関節〉屈曲
③〈MP関節〉屈曲 /〈DIP・PIP関節〉伸展

ここまでは手先の波です。

④〈手関節〉掌屈 /〈DIP・PIP・MP関節〉伸展
⑤〈肘(腕橈•腕尺•橈尺関節)〉(屈曲位)回外 /〈手関節〉背屈 /〈肩(肩甲上腕)関節〉外転、内旋 /〈胸鎖関節〉前方回旋 /〈肩甲骨(肩甲胸郭関節)〉上方回旋、下制
⑥〈肘(腕橈•腕尺•橈尺関節)〉(屈曲位)回内 /〈肩(肩甲上腕)関節〉内転、外旋 /〈胸鎖関節〉後方回旋 /〈肩甲骨(肩甲胸郭関節)〉挙上、もうちょと上方回旋、外転

手首、肘、肩で山と谷が交互に起きます。

動画で肘を内回しにする時「回内」っていっているけどよくよく考えたら指先外側、手のひらを下向きに固定したままだから肘を内回しにしたら橈尺関節は回外位になるや!というわけで修正(汗)

肘の山と四十肩

動画中の「こうすれば割と楽に曲がる。」時の形。自分でやってて後から「あ、これってあの体勢だな。。」って気づいたのですがこれ、なんの体制か思い浮かびますか?

四十肩や肩が痛くて挙げられない方が、頑張って腕を挙げようとしたときの体勢。

スネークアームの肘の山、上に書いた⑤の時は肩甲骨は下に下げたまま肩関節の内旋(内回し)の動きです。
腕は水平90°位までは肩甲骨を動かさずに挙げてこれるはずなのですが、肩をまたぐ筋肉が上手く働けず肩甲骨ごと動き出してしまい、首に肩がくっつく上写真のような動きになってしまいます。

施術の時も肩が痛くて挙げられない方に、肩関節の内旋外旋の動きをチェックしてもらいます。内旋の動きが出来ないとスネークアームの肘の山はできないですし、上の写真みたいに肩ごと持ち上がっちゃうはずです。

肩、上腕骨が内旋をするときに活躍してくれる筋肉に肩甲下筋という肩甲骨の裏側(肋骨側)から腕の前側(小結節)に向かって付く筋肉があります。肩甲下筋が上手く動けないと、肩甲骨そのままで内旋できない(後ろに手が回せない)か、腕が肩甲骨ごと動いちゃう(肩がすくむ形になる)。ここが上手く回復できれれば施術をする前でもこの動きが良くなる実感してもらえることよくあります。

↓このとき(4ヶ月前)よりは上達したんじゃない?笑

というわけで、分解して自分のウィークポイントどこかな?がみえてくると、無理して動いて怪我をする予防にもなりますし上達も早まるのでは♪肩が上手く動けない方のなにかヒントになれたかな。もっと面白い動きができるようになりたい(。-艸-。)

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この記事を書いた人

郷原綾乃
郷原綾乃
整体暦18年、ダンス・ヨガが趣味のセラピストです。身体は知るほど面白く愛おしい。日常を、その人が輝く心地良い身体で。をテーマに日々活動しています。

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