ストロボ練習で肩が痛くなった。身体の左右差は悪者??

先日の記事で肩の話をしていた昨日の今日で練習中、肩が痛くなりました(笑)ネタ提供ありがとう私の肩。(*´_ゝ`)

帰りの電車と家でのケア。寝て起きたら大分快復しました。 優しくて安全なので「いたたた」となったときのケアによかったら^^(角が描けない言い過ぎです笑)

腕を前に上げたままの体勢でストロボ、なんで痛くなったかな?

今回は腕を”前にならえ”のように保って、肩関節は出来るだけ動かさず小さく四角を「止める、進む、止める、進むを、速く」描くということをしている時に肩甲骨の位置がおそらく〈挙上・下方回旋・内転〉気味に強張り始めてゴリゴリ音と不安定感と痛みが出てきました。

前にならえの体勢〈関節の動きと筋肉の働き〉

〈肩関節〉90°屈曲位(短縮/大胸筋・三角筋前面・鳥口腕筋ー伸張/棘下筋・三角筋後面・広背筋・小円筋)
〈肩甲骨〉外転位(短縮/前鋸筋・小胸筋ー伸張/大小菱形筋・僧帽筋)

この体勢でキープするとき棘上筋・三角筋などが腕落ちないように、菱形筋や僧帽筋、前鋸筋なども肩甲骨が浮いてこないように収縮して耐えててくれます。

なので上げてるだけ、とはいえ美容師さんや植木屋さんなど腕を上げたまま作業を続ける方は肩甲骨周りの筋肉にも結構な筋トレ。
実際は身体のクセがあって、上に書いたような筋肉以外に偏って使いすぎてしまうところが出てきて、負担が増えすぎると痛みが出てきます。

私の場合は右利きで、スマホやPCなどでも右腕を前にすること多いので肩甲骨が外へ行きやすい傾向(今回痛みが出たのは内側に寄せる方向のところ)、その前に普段しない脚の動きの練習してたのも、今回の痛みに繋がりありそうです。平気なときは今回みたいに痛くなったりしないのです(*´ー`*)

この話の流れだと「左右差がよくないのかな」となりそうですが適度な左右差はあるのが自然ですのであって大丈夫です。

よく骨盤矯正などで「ほら、脚の長さぴったり同じになった!」というチェックよく聞きますが、左右対象は不自然です。よね?
お腹の中にある内臓が左右対象じゃないのはご存知の通りですし、利き足があって利き手があって動きやすい身体です。

オステオパシーでは目指す良い身体の状態を例えるときにこんな比較図もあります。
左は陰陽のマーク、左右対象ではなくてゆらぎがあって相対的に対象。右は左右対象、動きがない。ですよね。

在りたい身体はどっちでしょう?

今回の私のように部分的にぎゅっと制限がかかってしまうと、シーツの一ヶ所ぎゅっと握ったまま、ふわっと広げようとしても全体へ波が伝わらなくなってしまうように、過剰に動くところと動かないところの差が出て痛くなったり動きづらくなったりします。

ということで《適度な差》は自然な身体。自然界に直線が存在せず、適度な差があって動いているように、ヒトの身体も差があるから常に動いていて生きていられる。もし「骨盤左右で違って歪んでるらしい(>_<)」など悩んでいたら、安心してください。左右差ないほうが怖いですよ。
《過度な筋肉の長さの差》が偏り続いてバランス崩してたら、痛みや動きの制限などで教えてくれてるので「おつかれさま~」とケアしてあげましょう(*´v`*)

Follow me!

この記事を書いた人

郷原綾乃
郷原綾乃
整体暦18年、ダンス・ヨガが趣味のセラピストです。身体は知るほど面白く愛おしい。日常を、その人が輝く心地良い身体で。をテーマに日々活動しています。

SESSION/施術

神奈川県・小田急線相模大野駅前サロン玉響は、完全予約制のプライベートサロンです。フォームよりご予約が可能です。
鎌倉、出張施術などご希望される場合もフォームよりお問い合わせくださいませ。