痛くない体験をする

整体サロン玉響・郷原綾乃です。

「痛みって、そもそも、なんなんでしょう?」

という質問をいただいて、

色々お話させていただいた中で

「整体施術の場は、『痛くない体験をさせてあげられる』ということも意義だと思っていて」という

自分から出た話が中々良かったなと(←)

先日の解剖学講座でお伝えしていた内容なのですが、どうゆう意味のことなのか後述しますね! (online解剖学講座・新規申し込み受付中です!)

こうゆう根本的な疑問て好きです。

「痛みって何?」だけだと大きすぎて、それの何が知りたいのか答えに困ってしまうところもありますが

質問をくれた方は、施術のクライアントさまをたくさんご紹介してくださってて

「紹介した人達が、綾乃さんの整体みんなとても効果があって、調子が良くなってく。

あれ?関節の痛みとか筋肉の痛みとか、治るとか治らないとか、そもそも痛みってどこから来てるんだろうと疑問に思って。」

なるほど、疑問に思った経緯とポイントが伝わったので答えやすかったです!

ナイスマインド♡

痛みはどこから来る?

「どこから」

というと、何かしらの刺激から。なのですが(熱刺激や機械刺激など)

「ずっと肩が痛い。腰が痛い。」もありますよね。

発痛物質(色んな種類があります)がそれをキャッチする受容器に刺激が入って、脳に伝わり「痛い」と感じます。

なので”ぶつけた”とかじゃなくても

炎症や組織の損傷、血流が悪い、などの要因からも発痛物質は出るので、痛い。

どこが痛い?

「股関節のここが痛い」「肩のここが痛い」「広く腰が痛い」

色々な場所に痛みが出て、それを本人が感じているのでその痛みは紛れもなく事実で。

でも、『幻肢痛』ってご存知ですか?

脚を切断たのに、無いはずの脚が痛い。

上述した通り脳で痛みを感じているのであり得るっていうことです。

そこまで極端じゃなくても、その場所に問題がなくてもそこが痛いということは結構あります。

離れたところから痛みがなくなる?

膝の痛みがあって、「軟骨がすり減ったから」という言葉聞きますが

そもそも軟骨に痛みをキャッチする神経はほぼないので、膝の軟骨が痛いことはないです。(損傷してても)

膝の痛みだったら、周りの筋肉・靭帯・脂肪体・関節包など
つまり膝のそこに過度にできるだけ負担がかからない状態にしたい

そしたら当然だけど身体は大きく一つなので、別の箇所からの影響もありますよね。

肝臓が負担を受けている時、右肩に痛みが出る(肝臓にも痛みを感じる神経はほぼない)

これは組織の連結から起きると思っていましたが(それも大いにあると思いますが)、同一の神経側に刺激が漏れて、その神経分節に属する領域の皮膚に痛みが出る。という発生基準もあるようです。

「離れたところしか触ってないのに痛みがなくなった!なんで〜笑」という言葉をよくいただきますが

私は解剖生理学のプロではないので何が起こっているのか正直全部はわかりません(笑)(皮膚の神経反射もオステオパシーの領域なのですが完全には把握できてません勉強します(汗))

ただ、筋肉の連携や連動、骨の圧(頭蓋など)、経絡やエネルギーみて、「そう繋がるからそうなんだな」という経験を重ねているだけで

ただ、離れたところから改善体験ができると

後の身体にも優しくて、楽しいびっくりが起きるので、お互い笑顔になれて好きなのです。

痛みが痛みを呼ぶ

「ここが痛い。辛い。」

という時、炎症だったら炎症治めるために、
他のケースでも守るためになど

別の発痛物質を出して、また痛い。という循環が生まれることがあります。

だいぶ以前も痛みについて書いた記事があるのですが、内容が拙かったのでその時のイラストだけ載せておきます(笑)

上記した”痛みが痛みを呼ぶ”は、治るための循環の面もあるので悪循環とは言い切れないです。

いたみの仕組み

本当の悪循環は『痛みのループから抜け出せなくなってしまう状態』で、

全部解決するわけではないですが、抜けられない痛みのループを断ち切る一因に

次から書くことがなれたらいいな。

痛みは怖い

長く続く痛みがあって、「痛くない!動ける!」となった時

涙される方もいます。

「動かすと痛い」って動かすの怖くなりますよね。
本当にちょっとしたことでも、首のことだと最初の20秒くらいだったりで体感が起きて安心の涙が出られる方もいらっしゃいました。

怖いから緊張する。守るために。
緊張し続けると筋肉の内圧も上がる。発痛物質も出る
何やってても痛みに意識が向いてストレス増幅
守るための歪みが通常の身体になって痛みが他にも出始める。
怖いから緊張する。守るために。

これは辛いループです。

頭では平気と思ってても、身体が怖がっていたら怖い、痛い。です。

その痛いループを断ち切るためには

必要と感じる一つは

『痛くなく、安心して動ける体験』だと感じます。

なのでその場で「痛みが治った!」を目指すわけではないのですが
「痛くない!動ける!」を体験することができる整体施術は、そう言った面でも居心地よい身体であるために有効だと感じていて

組織の回復・改善によってと言うのはもちろん前提としてあるのですが
『体感』によって神経を行き来する信号を変えることにも繋がるなということ

を…

先日のONLINE解剖学講座で、していまして(時間オーバーしながら)

最初の話に辿り着くの長かったですね〜〜〜笑

痛くなく動かせる
制限がかかっていた連動も起こせる
余分な緊張から解放される
痛みの部分にも血が活発に流れる
組織が回復する
良い連動を身体に馴染ませて、負担が減る
痛くなく使えるがスタンダートに

全部スムーズに解決できるわけではないですが、こんなイメージも持ちながら整体セッションを行っています。

もう一つ言うと!

いや…

長くなったので次に書きます(笑)

痛みの要因としてもう一つ、『心因性』と言うのがあります。
要は気持ちの心の問題。

ただ、「この痛みの原因は心因性ですね。」では

あまりに冷たい(´;ω;`)

私なりにもうちょっと突っ込んだところを書きたいなーと思います!

online解剖学講座・新規申し込み受付中です◎

夏の季節

お客さまに桃いただきました🍑✨

山梨の直売所の桃とのこと。桃大好き。ありがとうございます✨旬ですね✨

古事記や桃太郎、桃源郷って言葉もあるくらい、

日本では昔から桃があったのですね〜〜

私の実家にも桃の木がありまして、カラスとの戦いをおじいちゃんがしていた記憶があります(笑)

オイル施術の後、洗濯が終わったら花火の音…

玉響サロンを出てすぐのところで花火が見れました!

相模大野から町田・多摩の方角…どこの花火だったのだろう🎆

夏らしくなってきてますね〜!🍉

みなさま水飲んで熱対策して、夏を楽しめますように✨

それでは、次回に(多分w)続きます。

Follow me!

この記事を書いた人

郷原綾乃
郷原綾乃
整体暦17年、ダンス・ヨガが趣味のセラピストです。身体は知るほど面白く愛おしい。日常を、その人が輝く心地良い身体で。をテーマに日々活動しています。

ワークショップ・講座

なぜかを学びながらボディケアを使えるように